漁業者・赤間廣志氏に聞く
新漁業法は漁民を守れるのか


 漁業権など漁業の基本的な仕組みを定める漁業法が昨年12月の臨時国会で70年ぶりに大改定された。制定された当時の「民主化」から「成長産業化」へと主眼が移り、新漁業法ともいうべき様変わりの法律になっている。2年以内に施行されると、漁協以外の民間企業にも漁業権が開放されることになる。生業と暮らしと海の資源管理が一体の漁村の形が崩れることになりかねないのだが、拙速で国会を通過したため、多くの漁業関係者すら何がどうなるのかよく知らないありさまである。宮城県塩釜市(正式には塩竃市)で50年にわたり漁師を続けてきた赤間廣志さん(70)の体験を通して、この問題を考えてみよう。

海藻の養殖・加工に50

 赤間さんは昭和42年に宮城県水産高校を卒業した後、父親が昭和23年以来続けていた松島湾での海苔の養殖に携わった。(続きは本誌に掲載)

 

 

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